応用編その2 ケチケチ術

フライフィッシングのケチケチ術

日本ではフライフィッシング人口は他の釣りに比べると少ないので、必要な道具、消耗品は高めです。
そんな中で、ちょっとでも節約するための僕のケチケチ術を紹介します。

ティペット

フライフィッシングで一番消耗するのは、ティペットだと思います。(いや、始めたばかりのときはフライかもしれませんが💦)
そのティペットですが、フライフィッシング用として販売されているティペットは、若干高めです。営業妨害かもしれませんが、ぶっちゃけティペットはフライフィッシング用のものでなくても、柔らかく強くて細い釣り糸ならば良いのです。というか、僕はフライフィッシング用のティペットを使ってませんw

「その5-リーダーとティペット フライとフライラインをつなぐもの」にも書きましたが、他の釣りに使う釣り糸の太さとフライフィッシングのティペットの太さはこんな関係になってます。

FFでの太さ  日本の号数  ルアーなどのlb  直径(ミリ)  直径(インチ)
0X 3.0号 14 lb 0.28 mm 0.011
1X 2.5号 12 lb 0.25 mm 0.010
2X 2.0号 10 lb 0.23 mm 0.009
3X 1.5号 8 lb 0.20 mm 0.008
4X 1.0号 6 lb 0.18 mm 0.007
5X 0.8号 4 lb 0.15 mm 0.006
6X 0.6号 3 lb 0.13 mm 0.005
7X 0.4号 2 lb 0.10 mm 0.004
8X 0.2号 1.5 lb 0.08 mm 0.003

これを知っていれば、他の釣りの釣り糸をティペットに使えます。

で、僕が使っているのは、シーガーグランドマックスFXです。やっぱりシーガーの強さは子供の頃から記憶に刻まれているのでw
FXはフロロカーボンの釣り糸にしては非常に柔らかいですし、フライフィッシング用のティペットに比べて結節の強さが高いと思うんですわ。(個人の感想です)

シーガーグランドマックスFX

まぁ、シーガーも割と高いですが、シーガーグランドマックスFXは60m巻きなので100ft巻き(30.48m巻き)で売っているフライフィッシング用高級ティペットよりもお得だったりもします。

それでも高いという方には、柔らかい系のルアー用ラインという手もあります。
僕のおすすめはシーガーR18フロロリミテッドです。

シーガーR118フロロリミテッド

流石にグランドマックスFXに比べると硬いですが、それでも相当しなやか系のフロロカーボンラインです。また、シーガーR18フロロリミテッドは1lb→0.3号まであるので、スレているヤマメ釣りにも十分対応できます。そして100m巻きなのでかなりお買い得です。ただ、スプールがデカいので、他の糸のスプールに巻き直したほうが良いと思いますが(^^;;

フック

フライタイイングを始めると、フライフックもものすごい勢いでなくなっていくものです💦
フライメーカーのフックもそんなにバカ高いものでは無いですが、それでもチリツモでお財布を圧迫していきます。

そんなわけで、僕は値段の割に高性能な土肥富のフライフックを多用してます。

外部リンク

株式会社土肥富 1892年創業の釣り針の製造メーカー マルト釣り針の通販・紹介

株式会社 土肥富 釣り針製造の専門メーカー 釣り針のご注文方法。

土肥富のフライフックは通販で100本単位でしか買えませんが、他のメーカーのフックよりも安くて品質も良いです。なお、僕はバ◯バスのフックは北海道で大型トラウトに折られまくったので信用していません💦……と思っていたら、バリ◯スさん、いつの間にかフックの販売やめちゃったんですね🤔

僕が土肥富フック使った実績を言うと、↓この魚を釣った毛鉤は土肥富のフックで作ってます。ええ、おられませんでした

僕のおすすめの土肥富フックはd4とc46FWBL。
d4は、がまかつのB11-Bの代わりとして、c46FWBLは若干ゲーブは狭いですが、がまかつのC12-Bのかわりとして使えます。
……と、がまかつフックを基準に書いてわかるかと思いますが、僕は釣り針で一番信頼しているメーカーはがまかつです。特にソルト用のフライはすべて、がまかつの針で巻いてます。SC15が定番です。

がまかつ SC15

とまぁ、がまかつ好きではあるのですが、その次ぐらいに土肥富のフライフックは愛用しています。

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