その2-じゃあ、なにから始めればいいのか

じゃあ、なにから始めればいいのか

最初の選択・・・釣る対象魚と釣り場 

フライフィッシングを始めようと考えて、何を想像しましたか?

ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマスあたりなら、入門用として問題無いです。

鯉、オイカワ、ブラックバス、シーバス、メバル、なんかもフライフィッシングの対象ですが、色々な理由から入門用には向かない対象魚だと思います。どうしてもそれらの魚を第一に釣りたい初心者の方は、すみませんお力になれません。いや、ここに上げた魚はすべて自分も釣ったことはあるのですが、入門用には向かないので。。

そして、ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマスの釣りといっても、釣り場も渓流・本流・湖等、色々あります。
が、ここでもすみません、僕が湖や本流の釣りをあまりりやらないのでお力になれません(汗)
というわけで、ここでは、ヤマメ・アマゴ・イワナ・ニジマス(以下、トラウト類と呼称します)を渓流、もしくは管理釣り場(渓流型、池型)をフライフィッシングで釣る方法を扱います。

最初の釣り場 

釣る魚を決めたところで、次は釣り場を決める必要がありますが…… 最初の釣り場は、管理釣り場ほぼ一択です。

理由は簡単。まずは釣り方と、ある意味釣り方よりも重要な「釣った喜び」を覚えるためです(笑)

車の運転で、教習所や練習所に通わないでいきなり試験場にいっても、まず免許は取れないのと同じで、ズブの素人がいきなり自然河川にいっても、相当運が良くないと魚は釣れないと思います。また、自然河川はそもそも魚がいない(釣れるような魚がすべて釣られて持ち帰られちゃっている)可能性まであります。

その点、管理釣り場ならば魚はいるので、初めてでも、よほどのことがない限り一匹ぐらいは針にかかってくれるはずです。さもなければ教えた人が相当酷いんでしょう。(ドライフライにこだわりまくりとか、いきなりロングリーダーティペットをやらせるとか)
また、最初から釣り場に行かずに公園でキャスティング練習とかいう人もいますが、ボクは否定的です。だって、魚が釣れないとつまらないじゃん(笑)
管理釣り場なら、キャスティングなんてひどくたって、とりあえず「釣り」にはなります。だから、とりあえず、管理釣り場に行きませんか?

一人だと不安だけど一緒にいく人がいないっていうなら、僕が暇な時に声かけてくれれば付き合いますよ(笑) TwitterのDMでも飛ばしてくださいww

道具を揃える・・・? 

さて、釣りの対象と釣り場が決まったら、次は道具を・・・となりますね。

しかし、大変不幸なことに、フライフィッシングのタックル(釣り道具のことをタックルと呼びます)は非常に高価なものが多く、その割に種類が多くて選択肢に迷います。
ぶっちゃけ、最初は管理釣り場のレンタルタックルでいいんじゃね?(笑)
僕と一緒に釣りに行くのならば、僕が持っているものならいくらでもタックルは貸しますし(^^)

買うにしても、最初は安価なタックルがいいです。フライフィッシングを始める前から、これから先もずっとフライフィッシング続ける自信があるならば高価なタックルを購入しても構わないとは思いますが(むしろ業界の売上に貢献していただけるという点で嬉しいですが)、取っ掛かりは手軽な方がいいと思うんです。
で、取っ掛かりという点で、釣るのに必要なものが揃っているセットが良いのではないかと思います。
こじらせ系ベテランの方は「入門セットの竿やリールではすぐに満足できなくなる」と言ってセットをおすすめしない人も多いですが、満足できなくなるまで続けるかわからない人が、いきなり4~5万円かけられませんよね?(入門用でも、ひと通りタックルをバラで揃えると大体4~5万円ぐらいかかります)
入門用セットならば2~3万円で(上州屋さんや密林で探せば1万円以下でも)釣りに行くだけの道具が揃います。どうです? (ま、僕は初めてでもバラで買ったんですけどね(汗)

というわけで、次は道具の詳細説明をさらっと書こうと思います。

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