スタイル別キャンプ道具の揃え方

スタイル別キャンプ道具の揃え方

最低限の装備、寝袋と明かりを揃えたら、あとはスタイル別目的別に道具を揃えていくのが良いかと思います。

もちろん、最初はレンタルで良いと思います。というか、レンタルで気に入ったものを買っていくほうが安全確実です。

レンタルで借りるにしても、何から借りたら良いのかというところも含めて参考にしていただけると幸いです。

なお、テントに関しては書くことが多いので別のページを用意しています。

テントの選び方

アウトドア体験が主目的

外で過ごすことはそれだけで人生経験になります。
小中学校の林間学校などで飯盒炊爨したりするのはそういう意味もあるんでしょう。
ほとんどの人はこれからスタートなのかもしれませんね。

このスタイルの場合ですが、いきなりテントをそろえる必要はありません(どどーん
だって、テントって高いじゃんw

ぶっちゃけレンタルテントや、もっと言っちゃえばバンガローから始めるのが良いと思います。
ええ、まずは体験をして、それから細かい道具はそろえていけばよいと思うのです。照明があるバンガローに宿泊するならば、ランタン等も必要ありません。寝具を揃えているバンガローならば寝袋もいりませんね。

そんなスタイルの場合、最初にそろえるべきは……ずばりキャンプ椅子です。

えー?っていう人もいるかもしれませんが、レンタルの道具をそろえるキャンプ場でも割とキャンプ椅子がないんですよ。
「ゆるキャン△」の野外活動サークルの最初のキャンプでやっていたようなレジャーシートで地べたに座るスタイルはお勧めしません。夜になると地面はとても冷たくて座っているだけで苦行になりうるからです。もしもレジャーシートスタイルで行くつもりならば、せめて携帯座布団は持っていきましょう。

さて、キャンプ椅子には

  • ハイスタイル
  • ロースタイル

の2種類があります。ハイスタイルは普通の椅子の高さの椅子で、立って料理をするスタイル。古くからあるタイプですね。コールマンのキャンプ椅子のリンクを張っておきます。

ロースタイルは低い椅子のスタイル。料理もゆるく座って作る感じです。最近流行りなのはこちらのロースタイルかもしれません。ハイスタイルに比べて畳んだ大きさも小さくなりますし、こちらをおすすめかな。合わせてテーブルも低めのものを選ぶとよいかと思います。
ロースタイルを人気にしたのはヘリノックスのチェアワンでしょう。すわるというよりうまるという感じの座り心地が受けました。そしてコピー商品が多数湧いて出ましたw
とりあえず、ヘリノックスのチェアワンとそのコピー商品のリンクを張っておきますw

ちなみに、僕が愛用しているのはモンベルとヘリノックスのコラボ商品の「MBチェアワン」です。

焚火が主目的

焚火を眺めて談笑するのって、それだけで目的になるレベルで楽しいものです。
この場合でも、焚き火を囲んで談笑するために、まずはキャンプ椅子ですw

ま、キャンプ椅子の話は散々書いたので焚き火グッズについて書きます。

焚き火ですが、昨今、地面に直火で焚き火ができるキャンプ場は殆どありません。理由は「芝生が燃えるから」とか「火事を起こしやすいから」などですが、そういうキャンプ場で焚き火をするには焚き火台が必要になります。ですので、焚き火をしたい!!って人はまず焚き火台を揃えましょう。

焚き火台の定番はユニフレームのファイアグリルかスノーピークの焚火台ですかね。

どちらもラージは5人以上のときに良いかと思います。

また、ソロキャンプ用の小さな焚き火台も人気です。定番は笑'sのB6君、ちょっと変化球ではDODライダーズファイアクレードルなんかは鍋も吊るせて超絶コンパクトに収納できるのでおすすめです。水道橋のカフェバー「Base Camp」の店長さんが開発した「男前ファイアグリル」も軽くて良いかな。

あー、でも、焚き火台も最初はレンタルでいい気がしますね(^^;;

外ごはんが主目的

外ごはんは美味しいです。ええ、外でカップラーメンを食べるだけでも美味しく感じますよ!! さらに、外でできたてのご飯を食べられたら、もうサイコーなわけです。

というわけで、外ごはんが主目的の場合は、必然的にキッチン用品から揃えていくのが良いかと思います。

そうなると、何はなくともコンロが必要になるわけですが……ぶっちゃけ持っているならば鍋をやるときのカセットコンロでOKです。ただしカセットコンロは風に弱いという巨大な弱点があります。ですので、風よけになる板をテキトーに持っていきましょう。
なお、風よけがついている野外用カセットコンロというものもあります。

カセットコンロはある程度の大鍋も使えるので5人以上のキャンプなどではおすすめかと思います。

しかし、カセットコンロはキャンプ用のバーナーに比べると重たいし嵩張ります。ですので徒歩や自転車、バイクでのキャンプには向きません。(ゆるキャン△の徒歩キャンプの面々は一体どうやってカセットコンロを運んでいるねのか💦) そして何よりキャンプ用バーナーはキャンプに来ている!!って気分になりますよね!! それ、とても大事ですw

キャンプ用バーナーには大きく分けて

  1. ガスバーナー
  2. ガソリンバーナー
  3. その他(アルコールバーナー、灯油バーナーetc.)

がありますが、初めてのバーナーはガスバーナーを全力でおすすめします。理由は扱いが楽だからです。ガソリンバーナーは(灯油バーナーも)準備が大変な上に燃料の管理も面倒です。アルコールバーナーは火力の調整ができない上に、小さくてひっくり返したら大惨事になります。(アルコールの燃え広がり方は洒落になりません) ですので悪いことは言わないのでガスバーナーを買いましょう。

ガスバーナーにも大きく分けて2種類があります。

  1. CB缶ガスバーナー
  2. OD缶ガスバーナー

CB缶はカセットボンベ缶の略で、カセットコンロと同じガスを使用します。CB缶の利点は、どこでも買えること、安いこと、余ったらお家の鍋料理にも使えること、そして低重心で安定したバーナーが多いことです。欠点はOD缶に比べてかさばることと、ボンベの蓋が外れるとガス漏れしやすいことです。まぁ、ガス漏れの問題は蓋が外れなければ良いので、テープで止めてはずれないようにするなど注意すれば起こりませんが。

OD缶はアウトドア缶の略で、基本的にはガス缶自体を台にして使用するバーナーとなっています。OD缶の利点は、缶を台にする前提なのでバーナー自体がコンパクトになること。また、ボンベの蓋はまず外れませんし、外れてもガス漏れしにくい構造です。欠点は、ガスの入手がCB缶ほど手軽でないこと、缶の上にコンロがあるので、CB缶のバーナーに比べて安定性に欠け、大きな鍋が使えないことです。

CB缶、OD缶、それぞれ利点欠点があるのでお好みでと言いたいところですが、初めてのバーナーにどちらがおすすめかといえばCB缶です。ともかく燃料の確保が楽なので。

そのCB缶ガスバーナーの中でも、超おすすめなのがSOTO ST-310レギュレーターストーブです!!!

コンパクトでそれでいて直径19cmまでの鍋が使えます。おまけにガスバーナーが弱いとされる低温下でも割と安定して使えます(僕の感覚では気温0℃でも余裕で使えました)。初めてのキャンプ用バーナーに全力でおすすめできるバーナーです!!
なお、オプションのアシストレバーはできればつけたほうが良いと思います。

バーナーとともに必要になるのはクッカー(コッヘル)です。料理をする鍋類ですね。

ただ、これも家にある鍋を使えば良いので無理に買い揃える必要はありません。バーナー以上にキャンプ専用のものを使う優先順位は下がりますね(^^;;
キャンプ専用が必須になるのは荷物を削る登山などのときです。僕は車で行くキャンプのときなどは取っ手の取れるティファールのフライパンとか愛用してますし。
とは言っても、やっぱりキャンプ用の道具はテンション上がるので、おすすめをあげておきましょうか。

ソロ専用に極力荷物を絞るつもりでないのでしたら、最初のおすすめはユニフレームのごはんクッカープラスです。
文化鍋スタイルのライスクッカー(三合炊き)、鍋としても一合炊きの文化鍋としても使えるアルミクッカー、フライパンの三点セットです。このセットがあれば、普通の料理はできますね。

さて、料理をするならばやはりテーブルはあったほうがいいです。地べたで料理スタイルはちょっと腰に悪いです(^^;;
キャンプ用テーブルも種類がたくさんありすぎて何を選んだらいいのかわからないと思いますが、とりあえず一つというのでしたら、僕はメッシュトップのテーブルをお勧めします。理由は、

  1. 熱々の鍋を載せても大丈夫。つまり、鍋敷きがいらない
  2. 焚き火で燃えたりしない。
  3. 急に雨が降ってきてもテーブルの上が濡れてビショビショにならない。
  4. 大きさの割に軽い。

と言ったところでしょうか。メッシュが気に入らなくなってもテーブルクロスを敷けばおしゃれにコーディネートできますし。本当オススメです。(テーブルクロスを敷いた場合は鍋敷き必須ですよ!)
メッシュトップテーブルと言っても各社色々ありますので、僕が愛用しているクオルツの製品のリンクを張っておきます。

外部リンク

メッシュトップテーブル6040 ブラック|TABLE|Qualz[クオルツ]

「豊かなアウドアライフ」を少しでも多くのみなさまに体験して欲しい。その思いを実現するためこのブランドを立ち上げました。[クオルツ]のギアは経験豊富なスタッフの意見を元に「こんな物があったら」「こんな物がこの価格で買えたら」そんな商品を開発していきます。

あと、初めてのキャンプでしたら、食材は「煮るだけ」「焼くだけ」の状態まで家で食材を加工していくことをお勧めします。なので、あえてここではナイフやまな板などはあげません。
キッチンばさみは持っていったほうが何かと便利です。カトラリー、箸などもキャンプ専用のものは必要ありません。特に箸は割り箸で良いと思います。ええ、割り箸って、焚き火の焚付にも使えるので非常に便利ですよ。

あー、そうそう、キャンプ初心者の方が焚き火料理にいきなり挑戦するのはおすすめしません。正直言って、焚き火料理はバーナーで作る料理よりもずっと難しいです。ですので、初めてのキャンプで「夕飯抜きの刑」にならないために、バーナーを用意せずに焚き火だけで料理をしようとは考えないほうが良いかと思います。

登山や渓流釣りが主目的

釣りではなく「渓流釣り」に限定したのは、山奥に荷物を背負って入ってキャンプをするスタイルなので道具としては登山と同カテゴリーになるからです。逆に、海辺で釣りもするキャンプや、ベースキャンプとしてキャンプをするだけで登山にはテントを持っていかない日帰り登山ならば「アウトドア体験」スタイルと同カテゴリーでよいかと思います。

さて、登山や渓流釣りが主目的になると話が変わってきます。登山道具、釣り道具がメインの荷物になりますので、キャンプ道具は極力小さく軽いものを選ぶ必要が出てきます。当然キャンプ椅子の優先順位などは下がります。

テントは軽量コンパクトな山岳用テントを使うことになります。このネタはテントのページに書きますが、山岳用テントはそれなりに高いので、最初はレンタルで借りてしまうのもおすすめです。

というわけで、最初に揃えるものは、インスタントラーメン等簡単な料理を作ってを食べるための調理道具でしょうか。

バーナーはOD缶ガスバーナー、クッカーもコンパクトに収まるものがおすすめです。
おすすめのセットはSOTOのアミカスクッカーコンボ SOD-320CCです。風に強いアミカスバーナーと250のOD缶ボンベがちょうど収まるサイズのクッカーのセットで全部まとめても非常にコンパクトになりますね。

……あ、そろそろお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、僕はSOTOのバーナーのファンです(^^;;

とここまで書いてきましたが、登山や渓流釣りはキャンプしなくても注意事項が盛りだくさんです。
いないとは思いますが、このWebサイトの情報だけを読んで登山や渓流釣りなどに行かないようにしてくださいね!!

旅が主目的

旅が主目的でキャンプは泊まるための手段、というスタイル。

バイクや自転車でのツーリング、車旅、列車旅、徒歩旅。

あらゆる旅で、テント泊をするのは宿泊費も節約になりますしキャンプの目的になりますね。
何を隠そう僕もこれがキャンプを始めた最初の主目的でした。

このスタイルの場合は、キャンプ=テント泊というスタイルになるので、食事はコンビニで買ってきたり食堂で食べるなどでもよくて、食事を作る行為の優先度は下がります。

そろえるべきは……

  1. テント
  2. キャンプ椅子

だと思います。ぶっちゃけ、バンガローに泊まったりテントをレンタルしてテント泊をすると、ドミトリースタイルの宿に泊まるよりも高くついたりします。なので、テントは必須。旅で疲れた体で地べたに座るのはなかなかつらいのでキャンプ椅子を優先度上げました。

おしゃれキャンプしてインスタ映えすることが主目的

すみません、おしゃれ目的でキャンプをしない僕では力になれませんが、キャンプ雑誌やカタログなどを眺めて、欲しくなった最新のオシャレグッズをそろえてください。

業界にお金を落としていただくのは僕も大歓迎です。

みんなで酒飲んで騒いでウェーイすることが主目的

即刻ここから立ち去ってください。

というか、正直キャンプ場に来てほしくないです。

いや、割とマジで。