先週末も、忍野に行ってフライフィッシングを楽しんできました。
春の陽気に誘われて魚たちも水面を見てライズしていたので、ドライフライで楽しみました。流下しているのは殆ど見えないような小さな虫だったので、使った毛鉤は#20 C.D.C.ミッジピューパだけ。
昼頃に体調を崩してしまったため*1午前中だけで納竿としましたが、ヤマメ3尾(泣尺1尾)、レインボー6尾(50cm1尾)、ブルック1尾、ウグイ1尾の計11尾キャッチしたので、まずまず。半日ライズハンターとして楽しめました。
こんな、ライズハンティングが楽しい忍野ですが、釣りをしながら周りのフライフィッシャーたちを見ていると、どうにも釣果が上がっていない人がいます。
ライズに対していろいろ試して諦めた人の場所が空いたので、そのあと自分が入って4尾連続ライズを全部とっちゃったりもしているので、おそらく釣り方が悪い人なんだと思います。
そこで、自分のやり方ですが、忍野のライズハンティング方法をここに書こうと思います。
あくまで「俺のやり方」ですので、これだけが正解とは思っていませんが、参考になればと思います。
まず、ぱっと見ですが、あまり釣果の上がっていない人の特徴は、
の、3系統です。
ニンフの話は置いておいて、1、2、のやり方の上手くいきにくい理由を書こうと思います。
まず、アップクロスで狙っているパターン。
これは普通の渓流ならば正解です。
(すみません、スマホで見ると画像の文字が小さいので、画像をクリックして拡大してみてください)
アップクロスのストレートキャストは忍野のようなトロッとした流れでは、ライン先行になるとどうしてもティペットを魚に見切られがちになってしまいます。
ストレートキャストがダメならカーブキャストではどうかというと・・・
いや、マジでできる人はやっていただければ釣果は上がると思うのですが、後ろに障害物の多い忍野で僕はできません。
次にロングリーダーロングティペットのパターン。
実際、僕も頑張って試したことがあるのですが・・・忍野ではマジでロングリーダーロングティペットは使えません。
トロッとした流れの忍野でくしゃくしゃティペットはマジでダメです。見切られます。
じゃあどうするか?
まず、僕のリーダーシステムは、9フィート5番のロッドに対して*2、5Xリーダー8フィート(9フィートのリーダーのバット部カット)+1フィートのティペット(6X〜7X)です。ええ、昨今雑誌なんかで紹介されるシステムに比べて明らかに短いですね。
この、ショートリーダーシステムで、どうするかというと、まずライズの上流に立ちます。
ようは、フリッピングをしてちょうどいい具合にラインを出しながらライズに向かってフライ先行のナチュラルドリフトで流すだけです。
ライズが対岸近くで起こっている場合はちょっと難しくなりますが、まぁ慣れです。ロングリーダーティペットで大道芸するよりもずっと楽かと。
本当に、ロングリーダーロングティペットを使って消耗するぐらいなら、さっさとその長さを半分にしろと言いたいです。……が、奨励する大御所さんを信じている人に無理にやめろとは言えませんかね。大御所さんは僕なんかよりずっと実績がある方々ですからねぇ(^^;;
以上、自分は、こんな方法で釣果を伸ばしているよ、という紹介でした。